デイサービスの現場で感じていること
現在、私は東京・武蔵野市で身体ケアを専門的に行うスペースを運営する傍ら、デイサービスにて機能訓練指導員として活動しています。
現場で感じるのは、
「運動が必要なのに、その運動ができる状態にない方が多い」
ということです。
身体を動かすことは大切です。
しかし、痛みやこわばり、むくみ、姿勢の崩れなどによって、運動そのものが負担になってしまう方も少なくありません。
私はそのような方々と日々向き合う中で運動の前段階としての身体ケアの重要性を強く感じるようになりました。
現場で感じる課題
利用者様の身体状態は一人ひとり異なります。
本来であれば個別に身体の状態を確認し、それぞれに合わせた対応が理想です。
しかし現場では、多くの利用者様を限られた時間の中で支援する必要があります。
そのため、どうしても個別対応には限界があります。
なぜ高齢者の機能低下は全身に広がるのでしょうか
膝が痛い。
身体がこわばる。
むくみが強い。
姿勢が崩れる。
これらは別々の問題として現れます。
しかし実際には、それぞれが密接につながっています。
高齢になると活動量が減少し、呼吸が浅くなり、身体の循環環境も変化します。
その結果として、身体全体の動きやすさが少しずつ失われていきます。
呼吸と静脈還流は身体を支える土台です
高齢になると活動量の低下により、呼吸が浅くなり、静脈の流れ(静脈還流)も滞りやすくなります。
その結果、むくみや身体のこわばり、姿勢の崩れにつながり、日常生活の動きにも影響を及ぼします。
私は呼吸と静脈還流に着目し、身体全体の動きやすさをサポートしています。
私が身体ケアを重視する理由
多くのデイサービスでは身体機能の維持・向上を目的として運動療法が行われています。
もちろん運動はとても重要です。
しかし現場では、
「運動したくても身体が動かない」
「痛みやこわばりが強く十分に身体を動かせない」
という方も少なくありません。
私はデイサービスの現場で徒手療法を任せていただいています。
その中で感じるのは運動の前に身体を整えるという視点の重要性です。
身体ケアは運動の準備でもあります
呼吸。
静脈還流。
姿勢。
身体の柔軟性。
こうした土台を整えることで、その後の活動や機能訓練が行いやすくなることがあります。
身体ケアと運動を別々に考えるのではなく、
「活動しやすい身体づくり」
の一連の流れとして捉えています。
私が見ているのは痛みだけではありません
膝が痛い方であれば膝だけを見るのではなく、
・呼吸
・静脈還流
・姿勢
・活動量
まで確認します。
パーキンソン病であれば、
・前傾姿勢
・身体のこわばり
・呼吸機能
・活動量
なども含めて全身を評価します。
対応事例
パーキンソン病による前傾姿勢・身体のこわばり
身体の緊張や呼吸・姿勢・バランスを確認しながら静脈還流を意識したサポートを実施。
「立ち上がりが楽になった」
「表情が柔らかくなった」
とお声をいただきました。
膝の痛みによる活動量低下
膝の痛みにより歩行機会が減り、活動量が低下していた入居者様。
呼吸や静脈還流の状態、姿勢や身体全体の動きを確認しながらサポートを実施。
徐々に身体が動かしやすくなり、フロアへ出る時間や歩行機会の増加につながりました。

ご利用について
個別身体サポート(1コマ30分)
6コマより受付しております。
日程は施設様と調整の上決定いたします。
施設様との業務提携、または入居者様・ご家族様との直接契約にも対応しております。
代表プロフィール

臨床20年
現役デイサービス機能訓練指導員
整形外科や整骨院で経験を重ねた後、2009年10月に東京・吉祥寺で整体院を開業しました。
現在は自己免疫疾患や慢性症状、身体機能のサポートを中心に活動しています。
また、ご縁をいただき、2025年9月より東京都東久留米市のデイサービスにて身体ケアのサポートにも携わっています。
現場で日々感じているのは、多くの高齢者が長時間の座位生活により活動量が低下し、身体のこわばりや姿勢の崩れ、呼吸の浅さを抱えているという現実です。
理学療法というと運動療法が中心のイメージがあります。しかし実際には、身体が思うように動かず、運動そのものが負担になってしまう方も少なくありません。
私は、運動を行う前段階として「身体を整えるケア」が重要だと考えています。
呼吸や姿勢、静脈還流に着目し、身体が動きやすい状態をつくることで、その方が持っている力を引き出すお手伝いをしています。
施設職員の皆様が日々取り組まれているケアや機能訓練を補完する存在として、入居者様一人ひとりに合わせた身体サポートを提供しています。
まずは無料体験から
入居者様や施設長様、ご担当者様を対象に無料体験を実施しております。
実際のサポート内容をご体験いただいた上でご検討ください。